*花束書房と同ジャンルの仕事をまとめています(随時更新)。
★『信濃毎日新聞』書評
昨年から引き続き書評委員を務めています。WEBで会員登録(無料)すると月5本まで記事がお読みいただけます。
・1月13日付に『小山さんノート』(エトセトラブックス)の書評を寄せました。
・4月27日付に『〈寝た子〉なんているの? 見えづらい部落差別と私の日常』の書評を寄せました。
・6月29日付に『10代に届けたい5つの“授業”』の書評を寄せました。
・7月27日付「若い世代へ信濃毎日新聞書評委員が推す[夏休みの一冊]」で、『私の〈女工哀史〉』の書評を寄せました。
・8月11日付に『「遺骨を拾わない・お墓をつくらない」葬送を考える』の書評を寄せました。
・10月12日付に『家族、この不条理な脚本』の書評を寄せました。
・11月16日付に『ホームレスでいること』の書評を寄せました。
★『ふぇみん』1面インタビュー
・2月5日号に山川菊栄記念会の山田(樋浦)敬子さんのインタビュー記事が掲載されました。
・6月25日号に、「パレスチナ あたたかい家」を主宰したひとり、木村りべかさんのインタビュー記事が掲載されました。木村りべかさんの記事は、『ふぇみん』が提携する韓国のフェミニズムメディア『イルダ』にも転載されています。
・12月5日号に、『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト』共訳者の金美恵さんのインタビュー記事が掲載されました。同書とも関連する内容となっています。PDFでも購入できるので、ぜひお読みください。
★『エトセトラ』(戦争をやめる、VOL12)に寄稿しています。
鈴木裕子さんにインタビューもさせていただきました。このタイミングで、長きにわたり植民地主義批判の観点から女性史を研究してきた鈴木さんの記事を掲載できたことがうれしいです。
★『群像』10月号(9月5日発売)に、小林エリカ著『女の子たち風船爆弾をつくる』の書評を寄せました。
★『文藝』(河出書房新社)秋季号(7月5日発売)に、山内マリコ著『マリリン・トールド・ミー』の書評を寄せました。
★『群像』(講談社)連載「ふたり暮らしの〈女性〉史」
・6月号(5月7日発売)に第6回(最終回)が掲載されています。
・2月号(1月7日発売)に第5回(五代藍子と徳本うめ)が掲載されました。
・「ひと粒の種子から 自分だけのやり方で抵抗する―津田梅子と山川菊栄」を寄稿しました。津田梅子の教え子として、山川菊栄を中心に、神近市子、昨年逝去した赤松良子さん、田嶋陽子さんについて書いています。とても充実した特集で、読み応えがありました。
【イベント出演・インタビューなど】
★エトセトラブックスBOOKSHOPにて、「『虎に翼』と交差する物語・描かれなかった生を読む」として、選書フェアが7月から10月まで開催されました。15冊、選書をさせていただきました。選書コメントは、お店で販売中のミニブックに掲載しています(デザインがバチバチでかわいい!!)。
8月17日には、お店でとらつばを語る会にも参加しました。
★MoMoBOOKS さん(大阪)にて小川たまかさん、松尾亜紀子さん(エトセトラブックス)とトークイベント
・1月に、『エトセトラ』VOL.11で編集長を務める小川たまかさん、松尾亜紀子さんと『エトセトラ』を軸にしたトークイベントを行いました。書店のMoMOBOOKSさんは、長屋風の建物、普段はアトリエとしても使われている倉庫など、とてもいい雰囲気。小川さんとは以外にも初顔合わせでしたが、大変楽しかったです。関西の友人たちが集まってくれて、いつもながらパワーをもらいました!
・特集「カノジョたちの才能」(女性美容師応援企画)にて、インタビューをしていただきました。「フェミニズムの現在地と美容業界に潜むジェンダー課題」というタイトルで、フェミニストになったきっかけやこれまでの仕事をもとにお話ししました。
★その他
・9月には八戸、神保町でブックイベントに参加しました。直接本を手にとっていただいて、既刊の感想をいただけたり、また神保町では『エトセトラ』女人禁制号と一緒に買って下さる方も。やはり直接手売りするのは楽しい! 来年もぜひ参加したい。
・11月には文化センター・アリランにて『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト』
のブックトークが開催されました。講師の古川美佳さんによる、尹錫男さんの絵をベースとした、とても充実した内容でした。ご専門の民衆芸術ともつなげてお話いただき、女性たちの闘いが、現代にたしかに息づいていることを実感させるお話でした。
民主化運動のなかの女性運動にフェミニズムアートが息づいていたこと、民主化運動や労働運動のなかの民衆芸術について資料を示しながらお話いただいたのもおもしろかったです。南慈賢の「血書」の話題から、統一を願う学生たちが「旗絵」に血書する姿、運動の現場に版画を掲げる「派遣美術」など、民主主義とフェミニズムが闘ってきた血まみれの歴史を現代につなぐようなお話などなど…。ろうそくデモの前に民主化運動で行われた「たいまつ運動」の版画も見せていただきました。
日本の現状も踏まえたような思いきったタイトルがいい!というお言葉もうれしかったです。そして、14人のような闘いを見つめ直さないと、「脱植民地・脱帝国のフェミニズムどころか『脱色されたフェミニズム』になってしまうのでは」という古川さんの〆のお言葉は宝物になっています。
・「地域」におけるリブ/女性運動の調査・聞き取りをこの夏から始めています。夏はオンライン参加で沖縄、秋には長崎。来年も続きます。
次の世代に手渡していく仕事になりそうで、大変楽しみでもあり、気が引き締まります。
・『群像』で連載していた「ふたり暮らしの〈女性〉史」を単行本にする作業をしています。来春刊行予定。ゲラにかかりきりで年が明けそうです…!
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